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2017/03/23

★ arrows M03 SDカードの端末ストレージ化 -3 - 最終設定編 -

これまでの「★ arrows M03 SDカードの端末ストレージ化 -1 - PC設定編 -」と「★ arrows M03 SDカードの端末ストレージ化 -2 - スマホ設定編 -」に続いて、

いよいよ最終的な設定を行います。
●やり方
1. PCと「arrows M03」を接続する。
「arrows M03」に付属しているUSBケーブルでPCとスマホを接続します。
2. PCにADBドライバをインストールする。
PCとスマホを接続すると、ドライバのインストールが促されます。
ドライバを求められたら、
★ arrows M03 SDカードの端末ストレージ化 -1 - PC設定編 -」の「5. 富士通のホームページより「ADB USBドライバ」をダウンロード」でダウンロードしたドライバをインストールします。
正常にインストールされると、PCのデバイスマネージャーに「Android Composite ADB Interface」が表示され、スマホには「USBデバッグが接続されました」と表示されます。

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3. PCの「コマンドプロンプト」を起動する。
PCの「スタートメニュー」 → 「すべてのアプリ」 → 「Windows システムツール」 → 「コマンドプロンプト」の順にクリックして行き、「コマンドプロンプト」を起動する。
4. PCのコマンドプロンプト操作
4-1."adb shell"と入力し"Enterキー"を押す
 正常の場合は"shell@M03:/ $"と表示される。
 表示されない場合は、スマホの画面を確認し「デバッグを許可してもいいですか?」と表示されていたら許可する。
4-2. " sm list-disks"と入力し"Enterキー"を押す
 "disk:***,**"と表示される。
 ここで表示される" ***,**"を次で使います。
4-3. "sm partition disk:***,** mixed xx"と入力し"Enterキー"を押す
 ***,** : 4-2. "sm list-disks"で表示された数字
xx : 通常のSDカード領域として割り当てる割合
例えば"sm partition disk:***,** mixed 30"と入力した場合、64GBのSDカードであれば44.8GB(70%)が内部ストレージになり、残りの19.2GB(30%)が通常のSDカード領域として割り当てられます。
5. 「arrows M03」の「設定」 → 「端末管理」 → 「ストレージとUSB」を開く
 "端末のストレージ"に"SDカード"が表示されていればSDカードの内部ストレージ化は成功。

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6. データを移行する
 6-1. 上記の5.で表示させた「ストレージとUSB」の「内部ストレージ」をタッチ

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6-2. 右上の"…メニュー"をタッチ

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6-3. 「データの移動」が表示されるので、「移動」をタッチ
これで、SDカードに移動できるデータはSDカードに移動します。
※システムデータ等はそのまま本体に残ります。

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以上で、「arrows M03」のSDカードの端末ストレージ化は完了です。

ただ、アプリによっては動作しなくなる物もあるので、その場合は

スマホの「設定」→「端末管理」→「アプリケーション」→「該当するアプリ」→「SDカードと保存領域」の順にタッチしていき、「使用されているストレージ」の項目にある"変更"を押すと、SDカードから端末本体にデータが移動し、正常に使える様になります。

PCとスマホのマニアックな領域に踏み込む方法なので、スマホがおかしくなっても全て自己責任となる事を承知の上で実行して下さい。

 
 

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