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2017/01/23

★ 2017 WRC モンテカルロ -2

前回の「★ 2017 WRC モンテカルロ -1」に続いて、Leg3からのSSベストタイムからターマックでの見通しを立ててみましょう。

-- SSベストタイム結果 --
- Leg3 -
SS14 : ヒュンダイ : ダニ・ソルド
SS15 : シトロエン : ステファン・ルフェーブル
SS16 : キャンセル
SS17 : ヒュンダイ : ティエリ・ヌービル
Leg2の最後で総合トップだったヒュンダイのティエリ・ヌービルがドライビングミスにより、サスペンションを壊してしまいリタイア。
2位に1分以上もの大差を付けていただけに勿体ない。
これによってMスポーツのセバスチャン・オジエが総合トップとなりそのままフィニッシュ。
SS17は「パワーステージ」と呼ばれ、5位までドライバーズポイントが付与されるので、デイリタイアしたり下位に沈んでいるドライバーた達の全力アタックが見物。 また、総合上位勢はクルージング状態(順位維持走行状態)なので、上位には出てこない。
-- SS17 パワーステージ 上位5名 --
1位 : ヒュンダイ : ティエリ・ヌービル
2位 : シトロエン : ステファン・ルフェーブル 3位 : トヨタ : ユホ・ハンニネン
4位 : Mスポーツ : エルフィン・エバンス
5位 : ヒュンダイ : ダニ・ソルド Leg2まで総合トップだったヒュンダイのティエリ・ヌービルが意地のトップタイム。
しかも、2位に30秒以上の差を付ける力走でした。(SSの距離は21.36km) 今年は全チームがニューマシンとなった事もあり、ドライビングミスが多く、メカトラブルもちらほら発生するラリーとなった。
-- 今回発生したメカトラブル --
・ヒュンダイ
 |- ヘアピンでのエンジンストール
 |- パワーステアリング
・Mスポーツ
 |- エンジン
となり、トヨタ「ヤリスWRC」とシトロン「C3 WRC」は大きなトラブル無く走り切った事になるが、
どちらもSSタイムが全体的に遅いのが気がかり。
信頼性の高さは素晴らしいので、ヒュンダイ、Mスポーツ並に戦闘力を上げられるかが今後の課題であり、タイトル獲得の条件。
また、メカトラブルもリタイアに追い込まれる程深刻な物は発生せず、全チームの技術の高さが伺える。
 

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