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2016/07/19

★ フィアット プント S1600

2001年より始まる、スーパー1600マシンで争われるJWRCに投入されたマシン。

Punto

ラリーの名門であるフィアット。
そしてワークスであるアバルトの開発により、高い戦闘力が期待された。
使用するユーザーも多く、戦闘力も申し分ない出来であったが、
シトロエンの秘蔵っ子「セバスチャン・ローブ」と「サクソ S1600」の前に苦戦を強いられる。
2位はコンスタントに獲得するものの、ローブが出場しなかったラリーで
アンドレア・ダラビッラが1勝を上げるに留まり、年間2位で終わる。
2002年。
「サクソ S1600」にユーザーが流れた事もあり、苦戦。
最上位は3位となり、サクソとの戦闘力差が浮き彫りとなる。
2003年。
市販車のフェイスリフトに合わせて、フロントマスクが変更される。
ほぼワークス格で参戦し、改良を積極的に行っているルノーおよびスズキの前に苦戦。
メカトラブルも頻発してしまう。
それでも1勝を上げ、意地を見せる。
2004年。
前年同様、ルノーおよび新型の「イグニス S1600」を投入したスズキに苦戦。
最上位は2位。
改良回数に制限のあるS1600では、もう限界なのか・・・。
2005年。
シトロエンが新型の「C2 S1600」を投入。
スズキも前年同様、高い戦闘力を維持する。
参戦年数の長いプントであったが、タイトルに手が届かない状況を打破すべく、
遂にワークス格での参戦を開始する。
しかし、戦闘力が一気に向上するわけも無く、年間1勝で終わる。
 

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