★ プジョー 206 WRC
「206 WRC」
当時のワールドラリーカー規定(全長 4,000mm以上)に合わせるため、
ロングバンパーを装備した「206 GT」を生産し、ホモロゲーションを取得するほど、
当時としてはコンパクトなマシンであった。
グループB時代にチャンピオンを獲得しているプジョーであったが、
参戦 初年度はメカトラブルが頻発し、苦戦。
最上位は2位に留まる。
2000年は信頼性が向上し、完走率が飛躍的に上昇。
マーカス・グロンホルムが加入し、4勝を上げ、、
ターマックスペシャリストのジル・パニッツィも2勝を上げる事で、
ドライバーズ、マニファクチャラーズタイトルのダブルタイトルを獲得し、1986年の「205 ターボ16 Gr.B」以来の王者となる。
2001年はカラーリングを一新した「206 WRC」を投入。
怒涛の4台体制で臨み、計6勝を上げマニファクチャラーズタイトルを連覇する。
しかし、安定性には欠けメカトラブルも多くリタイアを頻発。
生き残ったドライバーが上位に進出する。と、いう状態であり、
ドライバーズタイトルはスバルのリチャード・バーンズに明け渡す。
2002年になると、再び信頼性が向上し上位フィニッシュを連発する。
14戦中 8勝を上げる。
エースのマーカス・グロンホルムが5勝を上げ、
ドライバーズ、マニファクチャラーズタイトルを再度獲得。
2003年。
前年が圧勝に近かったプジョーはタバコメーカーのマルボロをスポンサーを獲得し、
カラーリングを一新した「206 WRC」を投入。
しかし、スバルのペター・ソルベルグ。
シトロエンのセバスチャン・ローブの活躍。
次期マシン「307 WRC」の開発に注力したため、マシン開発が停滞。
これらの事情により、プジョーおよびエースのマーカス・グロンホルムは苦戦を強いられる。
グロンホルムは年間3勝を上げるものの、限界を越えてしまった走りも多く、
リタイアを頻発し、タイトル防衛は叶わず。
「307 WRC」にその座を譲る。
「307 WRC」にその座を譲る。
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