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2016/06/01

★スバル インプレッサ 555 Gr.A

1993年に「レガシィ RS」の後を継ぎ、タイトル獲得を目指して投入されたImpreza555
インプレッサ 555 Gr.A


大柄であったレガシィのコンポーネントを小型で軽量なインプレッサに移植し、参戦当初から高い戦闘力を発揮。


ステート・エクスプレス555 煙草のスポンサードにより、
資金も豊富になる。

1993年のフィンランドでデビューし、いきなり2位に入る。

1994年になるとカルロス・サインツが加入し、開発は一気に進み、
シーズン後半になるにつれ成績が向上していく。
優勝 4回、2位 3回、3位 2回と活躍し、ドライバーズタイトル、マニファクチャーラーズタイトルは、共に年間2位と躍進する。

1995年になると、トヨタ、フォード、ミツビシを圧倒し、年間5勝。
2位 3回、3位 3回と活躍し、表彰台独占も2回達成する。
ドライバーズタイトルをコリン・マクレーが獲得し、
マニファクチャーラーズタイトルをスバルとして初めて獲得する。


1996年になると、スバル、ミツビシ、フォードの戦闘力が拮抗し、
三つ巴の戦いになる。
スバルは年間3勝を上げるが、ミツビシはその上を行く5勝を獲得し、
ドライバーズタイトルの防衛は叶わず。
マニファクチャーラーズタイトルはセカンドドライバーの活躍および参戦台数の差により、防衛に成功する。


1997年よりワールドラリーカー規定が始まるため、インプレッサは
インプレッサ ワールドラリーカー '1997」へ進化する。

スバルの実力と、水平対向エンジンのメリットを世界に知らしめたマシンである。


その他、
イタリア国内選手権で1997年に年間タイトルを獲得。
ヨーロッパラリー選手権(ERC)で1997年、1998年に年間タイトルを獲得。
アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)で1994年、1996年に年間タイトルを獲得。

 

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