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2016/05/25

★フォード エスコート RS コスワース Gr.A

1993年に登場したフォードのグループAマシン
Esc3エスコート RS コスワース
リアウィングが特徴的なマシン。

エンジンはコスワースが開発した2.0Lターボエンジンで300ps以上を発生させるハイパワーエンジン。
これをフロントに縦置きし、4WD駆動方式。
トランスミッションは7速を装備。

初年度はグラベル1勝、ターマック3勝を上げる等、トヨタと良い戦いをしていたが、
トヨタのユハ・カンクネンは5勝を上げ、
ドライバーズ、マニファクチャーラーズタイトル共に敗れ2位となる。


1994年はエンジンの改良によりトルクが増大するが、エンジントラブルも頻発する様になり、
年間 1勝に留まり、マニファクチャーラーズタイトルはトヨタ、スバルに敗れ年間3位。


1995年はアクティブデフを投入する。
しかし、同時期に登場したスバル「インプレッサ 555 Gr.A」、ミツビシ「ランサー エヴォリューション Gr.A」の開発スピードに着いて行く事が出来ず、
未勝利に終わる。
ドライバーズタイトルは下位に沈み、マニファクチャーラーズタイトルは最下位に終わる。


1996年は元世界チャンピオンで開発能力の高いカルロス・サインツが加入。
インドネシアにて優勝し、2位 3回、3位 4回と優勝争いに絡める戦闘力を発揮する。
ドライバーズタイトル、マニファクチャーラーズタイトル共に年間3位となり、少し復調する。


1997年よりワールドラリーカー規定の開始に伴い進化版である「エスコート WRC」にその座を譲る。


その他、地域選手権および各国内選手権で活躍し、
フランス国内選手権の年間タイトルを1993年、1994年、1995年と3連覇。
イギリス国内選手権の年間タイトルを1994年に獲得。
ドイツ国内選手権の年間タイトルを1994年に獲得。
イタリア国内選手権の年間タイトルを1994年、1995年、1996年と3連覇。
ヨーロッパラリー選手権(ERC)の年間タイトルを1993年、1994年と連覇。

 

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